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アップル、「高いDL代は他社の責任」

【キャンベラ22日AAP】   音楽やテレビ番組、映画のダウンロード代が米国に比べてオーストラリアのほうが高いことについて、アップル社はレコード会社や映画会社の責任だと主張している。

同社のオーストラリア、ニュージーランド、南アジア担当のトニー・キング副社長は22日、キャンベラの議会委員会に出席し、オーストラリア国民がダウンロード代に不満を抱いていることを知っていると述べた。ただ、デジタルコンテンツのダウンロード代は、レコード会社や映画会社との取り決めによって決定するため、国ごとに異なる料金が発生すると説明した。したがって、「カードを握るのはコンテンツの所有者ら」だとして、同委員会が所有者らに対し、異なる料金設定の理由について問いただすよう要請した。

また同副社長は、為替レートや現地の運送費をはじめ、輸入税や売上税なども価格設定に影響するとした。

同委員会では同日午後、アドビ社やマイクロソフト社の意見も聞く予定。

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