【シドニー24日AAP】 環境保護キャンペーンの一環として、2007年にオーストラリアで初めて実施された「アースアワー」。今回は、23日午後8時半から1時間の実施で、この時間帯に電気を消した人々もたくさんいるのではないかと思われるが、電力会社によると、シドニー周辺の電力消費量がアースアワー実施時間帯に3%ほど減少したとの見通しを述べた。
電力会社「オースグリッド」の専門家によると、同時間帯、シドニーにおける電力消費は6メガワット時ほど減少したと予想。これは通常の3%減に当たり、1時間で約50万個の節電電球が消灯されたことに同等するという。オースグリッドでは、「アースアワーの1時間で電力消費減少がみられるということは、各家庭で一年を通して節電活動が行われている証拠だ」と述べた。