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豪の銃愛好家 政治献金は米国なみ

【キャンベラ27日AAP】  オーストラリアの銃愛好家一人当たりが政治家へ行う献金額は、銃大国のアメリカとほぼ同額であることが、銃規制オーストラリアがオーストラリア・インスティチュートに委託して行った調査で明らかになった。

 

調査によると、2018年にオーストラリアの射撃業界基金(SIFA)が行った人口100万人当たりの政治献金額は2,512ドルだったのに対し、SIFAは15/16年度の献金額が人口100万人当たり2,562ドルだったという。

 

さらに、オーストラリアでは銃愛好家のグループや企業による政治献金の総額が、過去8年間で170万ドルに達していることも分かっている。最大の献金額を受け取った政党はボブ・カッターズ・オーストラリアン党で80万8,750ドル、次いでシューターズ党が69万9,834ドルとなっている。

 

銃規制オーストラリアのリー会長は「銃を取り巻く環境として十分な資金、広範なネットワーク、政治家たちがいる」と述べ、銃の製造業者や輸入業者が、NRAのようなロビー団体として幅を利かせていると分析した。

 

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