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豪国内の求人数1.4%増 やや改善

【シドニー28日AAP】  オーストラリアで昨年12月から今年2月までの3か月間における総求人数が、前期比1.4%増だったことが、豪政府統計局(ABS)による最新の報告で明らかになった。ただ、一年前と比べると大きく減速していることも分かった。

 

ABSによると、今年2月に雇用主による求人募集の広告件数は24万5,300件だった。民間セクターの求人数は前期比1.8%増だった一方、公共セクターの求人数は1.7%減となり、全体では前期(9月~11月)の1.5%をやや下回った。また、前年の5.2%を大幅に下回った。

 

ナショナル・オーストラリア銀行のエコノミストのオーヨング氏は、発表された統計について「労働市場は今後も回復し続けるという、豪連邦準備銀行による見解を支持するものだ」と述べ、住宅市場の低迷による落ち込みを埋め合わせるとの見方を示した。

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