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MELの壁崩壊 死亡女性の身元公開

【メルボルン2日AAP】   メルボルン市内にある壁が突然崩壊し3人が死亡した事故で、警察は、3人目の犠牲者の身元を発表。フランス人女性でモナシュ大学の研究者であるマリー・フェース・ファウーさん(33)とした。

ファウーさんは、モナシュ大学クレイトン・キャンパスで博士研究員として勤務。2010年11月からアルミニウム合金における沈殿物について研究を行っていた。在オーストラリアのフランス領事によると、フィアウーさんの家族には29日に訃報が届けられ、今後、遺体をフランスに搬送するために遺族がオーストラリアを訪問する予定だという。

この事故は先月28日、メルボルン市内に近いカールトンにあった全長15メートルのレンガ壁が突然崩壊したもので、ファウーさんは即死だった。他にも、18歳と19歳の兄妹がレンガの下敷きになって死亡した。壁崩壊の原因については複数の関係者らが現在調査を行っているが、ある専門家は、崩壊したレンガ壁に設置されていた広告板が風を受けて壁を押し、崩壊につながった可能性があると述べた。

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