【シドニー3日AAP】 視聴者参加の料理番組や農業への関心の高まりにより、今年のシドニー・ロイヤル・イースター・ショーへの来客数が大幅に増加した。
今年のイースター・ショーは3月21日から4月3日までだった。学校の長期休暇に重ならなかったものの、シドニー・オリンピック・パークで開催された同ショーには去年より2万人増の86万人が来客した。この結果について運営委員長のマイケル・コリンズ氏は、「テレビでたくさん放映されている食べ物番組の影響で、子どもや家庭の間で食べ物がどこから来ているのかという関心が高まっている」と述べた。
同氏の話では、ショーの長年の人気イベントは、毎日数百匹のひなが孵化する様子を見物することや、2000人の一般参加者が羊の毛を刈って集めることだという。「ひなの孵化には大人も行列します」とのことだ。
今年は海外からの来客数も増え、アジアの観光客に2万9000枚の入場券が販売された。