【ブリスベン6日AAP】 反捕鯨団体によると、日本の調査捕鯨船団による今シーズンの捕鯨は、これまでにない最低の捕獲数だという。
反捕鯨団体「シー・シェパード・オーストラリア」は、2012/13年のシーズンは、103頭が捕獲されたが、これは年間捕獲割当数の10パーセント以下だとした。
日本鯨類研究所では、今シーズン、ザトウクジラ50頭、 ナガスクジラ50頭、 ミンククジラ935頭を捕獲する予定だったという。
シー・シェパード・オーストラリアは、「日本の評判が落ちて嬉しい。これまでのわれわれの活動にとって輝かしいことだが、もちろんクジラにとっては非常に大きいことだ」と述べ、「日本の捕鯨船の装備や燃料、運用コストは増えており、捕獲数は毎年減少しているので、捕鯨を続けることは経済的に狂気の沙汰でしかない」と語った。