一般

全国青少年週間で心の健康に焦点

【メルボルン6日AAP】   14日から始まる全国青少年週間を前に、15歳の少年が、いじめに立ち向かうために声を上げた。

今年のテーマ「Be Active. Be Happy. Be You.」の下、青少年の心の健康に焦点を当てて、子どものいじめに向き合うため、実際にいじめの被害に遭ったジェレミー・ホーン君(15)が、若者たちにメッセージを送った。

ホーン君は学校に行くのが毎日戦いだったという。「もしいじめを受けているなら、他の子に助けを求めてほしい」と語るホーン君は、ソーシャルメディアによるいじめや自殺が若者に大きな影響を与えているとし、「学校生活での難しさや、先生との関わりが地獄だった。常に自分に眼を付けた先生がいていやだった。朝起きるのがいやだったし、学校に行きたくないのでわざと遅く起きた」と語った。

その後、学校を替わった彼は、同じ若者たちに、「もしいじめを受けているなら、我慢することなく、怖れずに、誰かに助けを求めてください」と訴えた。

また、「この青少年週間は、若者が彼らの問題について話し合うよい機会です。それに多様性を受け入れられることにつながります」と語った。

全国青少年週間は、12歳から25歳の青少年を対象に、今月14日から1週間、各地でさまざまな催しが行われる。

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら