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公務員4分の1が極度ストレス VIC

【メルボルン30日AAP】  VIC州公務員の約4分の1が、仕事に関する極度のストレスを抱えていることが、公共サービス現状調査で明らかになった。調査対象となった人の60%以上が中程度のストレスを抱え、24%が非常に大きなストレスを抱えているという。

 

VIC州では、17/18年度の公共セクター職員が31万1,353人に達し、前年比1万4,000人増となった。平均年齢は43歳で、このうち61%を女性が占めている。職員が最もストレスを感じているのは、救急サービス部門と教育部門でそれぞれ28%だった。一方、医療サービス部門は22%にとどまった。また、ストレスを抱えている職員に効果的な対応が講じられていると感じている人は58%だった。

 

一方、職場におけるいじめは2016/17年の20.1%から16.2%へ減少した。過去にいじめを経験したことがある人は全体の12%以上で、いじめが継続していると回答した人はこのうち4.4%だった。同報告書は、職員の精神衛生を保護するため、対策の導入を急ぐ必要があるとしている。

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