【キャンベラ30日AAP】 連邦政府のモリソン首相は、国内の競技場や水泳用プールの女性用更衣室を新設、または既存の施設を改修する方針を示したことが分かった。来週発表される予算案に1億5,000万ドルを盛り込むとしている。
モリソン首相は同案について30日声明を発表し、「女性用更衣室も例外としてではなく、標準として扱われるべき」と説明。これまで男性が競技者の大半を占めてきたスポーツを含め、初心者からエリートまで、女性の競技者にさらなる支援が必要との考えを示した。
連邦のマッケンジー・スポーツ相もまた、スポーツに参加する女性が急増している一方で、女性用更衣室の整備が進んでいないと指摘。多くのスポーツで女性は歓迎されていないと感じ、参加することを妨げているとの見方を示し、更衣室の整備が女性のスポーツ参加を促進するとの見方を示した。