【シドニー10日AAP】 俳優で前カリフォルニア州知事のアーノルド・シュワルツェネッガー氏が6月、金融教育サミットで演説するためにオーストラリアを訪問する。同氏の来豪は実に33年ぶりで、33歳の当時はシドニーで開催されたボディービルの大会に出場し、見事7度目の優勝を果たした。
6月開催の「21世紀金融教育サミット」で同氏は、ボディービル、ビジネス界、芸能界、そして政界という4つの全く異なった分野でそれぞれ成功した理由について語る予定だ。それに先駆けて10日に行われたナイン・ネットワークのインタビューの中で同氏は、ボディービルで常にトップに立ちたかったことや、映画に出演して百万長者にもなりたかったことを語った。しかし、最初の100万ドルは芸能界でななく不動産で稼いだと告白。その理由として、「経済的に独立したかったのも、くだらない役につきたくなかったから」だとした。また、同氏の主演作の中で、「ターミネーター」や「トゥルーライズ」よりも、ダニー・デビートとの競演によるコメディー「ツインズ」のほうが高収益だったことを明らかにした。
プライベート面では浮気と隠し子のスキャンダルについて、「今では家族全員が許してくれたようでとても感謝している」とし、「人生最大の大失敗」だと述べた。