【シドニー11日AAP】 シドニー南西部のレストランで7日、食べ物に苦情を言われた調理師が激怒し、客の手に肉用の串を突き刺してけがを負わせた。
警察の発表によると、同日夜遅くラケンバのレストランで、男性客5人がサービスが悪いと苦情を言ったことから、調理師(43)との間で口論が始まった。調理師は厨房から長い金属製の串を持ち出し、男性客らを脅し始めたという。口論は店外にまで続いたが、しばらくして客らは歩いて店を去った。一方、調理師はいったん店内に戻ったが、串を持って客らの後を追い、1人の男性(47)の手のひらを突き刺した。串は完全に貫通していたという。負傷した男性は、シドニー手・眼科病院に搬送された。
警察は10日、調理師を逮捕、起訴した。調理師は来月2日、バーウッド簡易裁判所に出廷する予定。