一般

悲劇の母親、一転して非難の的に

【ブリスベン12日AAP】   病気の娘の闘病生活をフェイスブックに掲載して、多くの人から支援を受けていた母親が、一転して非難の的となっている。

警察によると、ゴールドコーストに住むこの母親(22)は、昨年7月から入院して化学療法を受けている4才の娘に、実は母親自身が毒物を与えた容疑がかけられている。

母親は、入院する娘への共感を得るために、フェイスブック・ページに心境を綴っていたことが明らかになった。

「私の人生と私の子どもの人生が、決して易しいものでないことを知らされました」と、彼女は今月始めに書き込んでいた。また、「誰かが、どこかで私たちを大いに試しているかのようです。私の心はぐらついていますが、たとえ粉々に打ち砕かれても、私たち家族はゆっくりと立ち上がり、粉々になった心をなんとか元通りにしようと思います」。

こんな母親の書き込みは、8,000人以上の人たちから同情を集めたが、母親に嫌疑がかけられているニュースが出たあと、支援の声は怒りの声に変わった。

母親は重大な傷害罪の容疑で、ブリスベーン裁判所に出廷し、5月20日に再び出廷する予定。

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら