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子どものスポーツ奨励は将来への投資

【ブリスベン14日AAP】   ニューマンQLD州首相は、公務員の削減による節約で、子どもたちのスポーツ関連予算が、これまでの3倍になったことを明らかにした。

ニューマン州首相とディクソン・スポーツ相は、14日、州政府は、子どもがスポーツに参加できるようにと、スポーツ奨励プログラムの「Get in the Game」の予算を、3年間で1,600万ドルから、約3倍の4,780万ドルに増額すると発表。

これはスポーツクラブに参加する子ども一人につき、150ドルまでの助成金となる。また、スポーツクラブには、用具や器具、施設費用として1万ドルと10万ドルの助成金を用意している。

この予算は、昨年、前労働党政権による財政赤字を減らすために、政府が1万4,000人の公務員を解雇したことによるもので、州首相は、「予算はこのような誰もが利益を得るようなプログラムに使い、元気で健康な社会にすることで、生活習慣病が減って医療費の削減に結果としてつながることになる」と述べ、その意義を強調した。

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