【シドニー1日AAP】 シドニーの建設現場で仮設の構造物が倒れ、18歳の見習い職人が死亡した。同僚1人も重傷を負った。
マッコーリーパークの建設現場で1日午後12時20分頃、高さ15~17メートルの仮設構造物の足場が倒れ、鉄やコンクリートなどが散らばった。下敷きになったクリストファー・カサニティさんは数時間後に死亡が確認された。先週18歳の誕生日を迎えたばかりのカサニティさんに、友人らはフェイスブック上で追悼メッセージを綴った。同僚の男性も下半身に重傷を負って、ロイヤル・ノースショア病院に搬送された。
オーストラリア建設・林野・鉱山・エネルギー労組(CFMEU)のダレン・グリーンフィールド書記長は「起こってはならない事故だ」と憤りを表した。NSW州セーフワークは、事故原因は不明であり調査には時間がかかるとした。