【シドニー19日AAP】 先日ニュージーランド議会で同性婚が可決されたことを受け、NSW州のオファレル州首相は支持することを表明した。また、同性婚が結婚制度を崩壊させるという一部の主張に対し、「まったくばかげている」と述べた。
フェアファックス社の伝えるところによると、州首相は連邦政府に対し婚姻法を改正することを望んでいるが、NSW州議会の審問の結果、州単独でも可能であれば、同性婚を認める方向で進めたいと述べたという。一方、自身と同じ自由党のアボット連邦野党党首に対し、同性婚に関する連邦議員による「良心に基づく投票」を許可するよう要請した。
同州グリーンズのケイト・ファーマン議員は、「オファレル州首相は、差別撲滅と結婚の平等への支持に関し、アボット野党党首とギラード連邦首相が不名誉にも、リーダーシップが欠如していることを知らしめた」とし、州首相の指導力を称賛した。