【ブリスベン4日AAP】 QLD州でインフルエンザ患者の数がすでに6,500人を超え、このうち50人が集中治療室で治療を受けていることが、同州の保健当局による報告で明らかになった。当局は同時に、予防接種を受けるタイミングは4月半ばから5月が最適とアドバイスしている。
QLD州では先週、州南東部の病院で、インフルエンザ患者の急増により利用可能なベッド数がほとんどない「コード・イエロー(Code Yellow)」の状態となったため、必要なければ救急診療を避けるよう呼び掛けていた。
保健当局チーフのヤング氏は、「コード・イエロー」の状態はすでに解消されているとした上で、救急診療にかかる必要があるか判断が難しい場合には、病院に連絡を入れたほうがいいとしている。ただ、容態が非常に悪い場合はトリプルゼロ(000)に通報することを勧めている。