【キャンベラ20日AAP】 連邦選挙まであと5カ月となり、ギラード首相は労働党のVIC州大会で、選挙に向けて進むよう訴えた。
ギラード首相は、20日、ビクトリア労働党の州大会で、政権交代でアボット保守連合政権になった場合、すべての労働党の業績とオーストラリアの将来に向けた政策が危険にさらされると警告し、奮起を促した。
首相は、選挙まで5カ月となり、最近の世論調査で労働党の支持率が最低を示し、勝利は厳しいことを認めつつ、しかし、選挙キャンペーンの準備がすでにできているとして、「我々の決定は熟練兵士のものであり、熱意だけで(経験のない)新兵のものではない」「これまでの業績と政策が我々に強さを与え、再び政権を担うことを可能にする」と語った。
また、「野党は、与党のすることに反対し、(政権を取った際は)逆のことを行なうためだけに存在する」「野党の歳出削減は、オーストラリア経済を停滞させるものだ」などと野党を厳しく批判した。
さらに、教育改革について、各州首相や首席大臣は、正しい選択をするべきだとして、政府の改革案に同意するよう訴えた。