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首相、「豪中FTA交渉は慎重に」

【メルボルン20日AAP】   ギラード首相は中国メディアに対し、豪中両国が経済の慎重な対応を通して、引き続き自由貿易協定(FTA)について交渉を続けていくと語った。

首相は、20日、メルボルンのVIC州労働党大会出席後、中国新華社通信などの中国メディアに対して記者会見を開き、「中国とのFTA交渉にとって大きな障害はあるか」との質問に答えた。

首相は、多様な経済の中にこそ豊かな経済の発展があるとし、「両国の経済は、豊かで、複雑で、そして多くの関連する業界があり、慎重に検討する必要があるが、現在、エマーソン貿易相が、いくつかの問題について合意を得るべく取り組んでいる」と述べた。

また、「豪中両国は、貿易と投資において、今後もより良い将来に向けて更なる交流を推進する」とした。

会見では、出席した中国の記者から、中国にとってオーストラリアとの関係が非常に重要であることがわかったとし、「我々は、来たるべき選挙、更には中国とオーストラリアの関係に非常に興味を持っている」との意見が聞かれた。

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