【シドニー21日AAP】 ボストンの爆弾テロ事件に関わりがあるのではないかとされた、シドニー在住のイスラム聖職者について、警察は関係性は認められないとした。
NSW州警察は、21日、ボストンマラソンでの爆弾テロ事件で死亡したタメルラン・ツァルナエフ容疑者(26)が、シドニー在住のイスラム聖職者が作成したビデオを観て、影響を受けたのではないかという疑いに対して、関係性は認められないし、調査の対象ではないと発表した。
これは、米国捜査機関による、シドニーのイスラム聖職者と容疑者との関係を調査しているとの報道を受けてのこと。
また、これに関連して、ドレイファス法相は、「YouTubeに掲載されたビデオは数年前のものであり、聖職者自身、暴力行為を否定するメッセージを表明している」とした。