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シドニー西部でパーティー暴徒化

【シドニー23日AAP】   シドニー西部の住宅で22日、ソーシャルメディア上で企画されたパーティーが暴徒化し、バスの運転手が暴行を受け、建物が破損され、複数の乗用車が横転させられた。

同日午後8時ごろ、パーティー会場であるコンスティチューションヒルのメイ・ストリートの住宅に、近所から46件の苦情の通報を受けた警察が駆け付けた。だが、パーティーは9時までに推定500人に膨れ上がり、統制できない状態に陥ったという。運輸労働者組合によると、そのうち200人ほどが、パーティー会場から角を曲がってすぐのサウス・ウェントワースビルで、バス1台を攻撃したという。バスの運転手は頭部を殴られ、病院に搬送された。また、会場付近の複数台の乗用車が力づくで横転させられるなどの損害があった。

パラマッタ警察のロバート・レッドファーン警部は、「車であろうと他の所有物であろうと、住民には損傷を受けないと安心して夜眠る権利がある」とし、「パーティーが手におえない状態になり損害が発生する場合、未然に防ぐには何をすべきかを考える必要がある」と述べた。

現在のところ、17歳と16歳の少年2人が起訴されている。

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