【メルボルン6日AAP】 VIC州メルボルン近郊のキャンベルフィールドのゴミ処理施設で5日早朝、火災が発生した。有毒物質を含むゴミが大量に燃え、一時上空に黒い煙が立ち込めるなどしたが、5日正午までにほぼ鎮火したもよう。ただ、完全に鎮火するまでは数日かかるとみられている。
エイジ紙が伝えたところによると、同施設はゴミ管理会社ブラッドベリ―・インダストリアウ・サービシズが運営し、大量にため込んだゴミには規定の3倍以上の化学物質が含まれていたとみられている。同施設のライセンスは今年3月、環境保護当局によって停止されている。
目撃者によると、複数回の爆発音の後に大きな火柱が上がったといい、近隣の店などは避難を余儀なくされた。この火災で一人が目を負傷したほか、もう一人が火傷を負い、消防士一人が熱傷で手当てを受けた。VIC州のアンドリュース首相は、火災に不審な点はないとしている。