【メルボルン6日AAP】 メルボルンの観光名所の一つであるクイーン・ビクトリア・マーケットに6日、動物愛護運動家らがおよそ500人集結し、食肉販売店の前で食肉処理場廃止を訴えた。
今回の集会は、米国、イギリス、フランス、スペイン、カナダなど世界各国で行われている集会と同時に行われており、TAS州動物解放運動グループのクリスティ・アルガー代表は「愛と慈悲の心を持って生き物にとって公正な世界を作る必要がある。」としている。
集会を運営したClose all Slaughterhousesは、動物に危害を加える慣行の廃止を訴えており、同スポークスパーソンは「食肉処理場の悪影響に対する認識を人々に広めており、全ての動物は痛みや恐怖心を感じるということを理解してもらいたい」と述べた。