【シドニー28日AAP】 昨年発生した、オーストラリアのラジオDJ2人が悪阻(つわり)のために入院したイギリスのキャサリン妃の病院にいたずら電話をかけ、対応した看護師が自殺をした事件に関して、イギリスの報道によると、この看護師が遺書を残していたという。
自殺を図った看護師、ジャシンタ・サルダナーさん(46)が残した遺書の内容は、「取り返しの付かないことをしてしまい本当に申し訳ない。(私の自殺は)ラジオDJ2人の責任である。彼らに私の借金を払わせるようにしてほしい。本当にごめんなさい」というもの。勤務していたキング・エドワード7世病院に対して責任を求めるコメントはなかったという。
この事件が発生したのは昨年12月。シドニーのラジオ番組で、ラジオDJのメル・グレイグとマイケル・クリスチャンが、イギリスのエリザベス女王の物まねで病院に電話をかけキャサリン妃の容態を聞き出そうとしたもの。この時応対したのがサルダナーさんだった。