【ブリスベン30日AAP】 QLD州北部沿岸部でサイクロンが発生。気象庁は、1日午後にも本土に上陸する可能性があると発表した。
「サイクロン・ゼーン」(カテゴリー1)は30日午前、ケープヨークから850キロ沖の場所で確認された。同日午後には、QLD北部で豪雨や強風に見舞われる可能性がある。QLD州緊急対策本部(EMQ)では、ロックハート・リバー南部やクックタウンなどに住む住民に対してサイクロンに備えるよう呼びかけている。
気象庁によると、ゼーンは2012/13年度において10個目のサイクロン。通常、サイクロン発生の時期は11月から4月終わりにかけてで、1970年以降、5月に発生したサイクロンの数はわずか6個。この時期にサイクロンが発生することは珍しいという。