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サムスン、不良洗濯機のリコール開始

【シドニー30日AAP】   韓国系大手電機会社「サムスン」は、同社の洗濯機6モデルのリコールを始めた。火災が発生する可能性があるためとしている。

対象となるのは以下のモデル。

SW75V9WIP / SW65V9WIP / SW70SPWIP / SW80SPWIP / WA85GWGIP / WA85GWWIP

サムスンがNSW州公正取引管理局に報告したところによると、対象となる洗濯機のうち15万台は2010年から2013年の間にオーストラリアで販売された。うち6万2285台がNSW州で販売された。ニュージーランドでは3万6000台が販売されたという。

これまでに、国内では対象モデルによる火災が15件発生していて、うち6件はNSW州でのもの。NSW州消防隊の調査によって、洗濯機には火災の原因となる異常があることが確認された。公正取引管理局によると、サムスンは、有資格技術者を家庭に派遣し、対象となる洗濯機を検査するという。

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