【アデレード11日AAP】 SA州アデレード市はこのほど、アデレードCBDでの電動スクーターのシェアリングサービス試験事業を許可したことが分かった。営業許可を得たのは「ビーム(Beam)」と「ライド(Ride)」の2社で、6か月間におよぶ試験事業を来週から開始する。
一方、同業「ライム(Lime)」はアデレード全域で今年2月から4月まで試験事業を実施したが、今回は市からの許可を得られなかった。ライムは市内から近く、スクーターをすべて引き上げるとみられる。
アデレード市のデビッドソンーパーク氏は、今回2回目となる試験事業が10月半ばに終了した時点で、将来的に導入するスクーターを決定するとしている。1回目の試験では、使用回数がのべ14万回に達した。スクーターはスマートフォンのアプリで利用手続きを行い、CBDのみで使用が可能となっている。