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大人もジャンクフード広告に影響される

【パース3日AAP】   ジャンクフード広告に子どもたちが影響を受けるように、大人も悪影響を受けていることが、研究によって明らかになった。

これは、西オーストラリア大学による研究で、親と子どもそれぞれ1000人以上を対象に、テレビとインターネットによる食べ物の広告の影響を調査したもの。

これまで大人は広告に対してより懐疑的で、その影響を認識して、自己防衛をすることができると一般的に思われていたが、実際は違っていた。

調査によると、エネルギーには富むが、栄養分の少ない食品の広告を見た後、子どもも親も、その商品を好評価して、消費願望が大きくなり、もっと食べようとすることが分かった。

調査を行った研究者によると、大人は子どもに比べて、より高い認識処理能力を持っているので、広告による影響にも免疫があるとされてきた。そのため、食品の広告規制も、主に子どもたちへのジャンクフードの広告に集中してきたという。

その結果、これらの規制が圧倒的な量のジャンクフード広告による幅広い影響を考慮していないため、これらの食品の消費は悪いことではなく正常だとされる可能性があると警告している。

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