【シドニー13日AAP】 豪競争・消費者委員会(ACCC)は、米国で30人以上の乳児が死亡したバウンサーを国内でも回収することを明らかにした。
ACCCのスポークスパーソンは、米国の消費者製品安全員会(CPSC)がマテル社のトイブランド、フィッシャー・プライスのRock ‘n Play baby sleepers 470万個を回収し、消費者に直ちに商品を使用しないように呼びかけていることを受けて、豪国内でも回収を行うと述べた。
2009年にこのバウンサーが発売されて以来、32人の乳児が死亡していることが最近の調査でわかっている。
米国のCPSCによると、ベルトを装着していない場合や他の状況下で、仰向けの乳児がうつ伏せや横向きになってしまったために死亡事故が起こったとしている。
豪での乳児の安全な寝かしつけのガイドラインでは、清潔で堅くて平らなマットレスを使用し、周りに何も置かないようにと記載してある。