【シドニー9日AAP】 シドニーの高速道路F3とM2を結ぶ新トンネルの建設に、連邦政府とNSW州政府が共同出資することに同意する。14日の連邦予算の発表で正式決定する。
ニューズ・リミテッド社が伝えるところによると、建設は早ければ来年から開始するという。4年を費やし、ペナントヒルズ・ロードの下、ホーンズビー付近のF3からM2を結ぶトンネルを建設する。その建設費に両政府が4億ドルずつ投資し、不足分は民間会社がトンネル利用者から利用料を徴収することで補う予定。
昨年、州政府と州インフラ局は民間による資金調達の可能性を発表していたが、交渉の結果、利用料の徴収だけでは建設費が賄えないことが明らかとなった。オファレル州首相はこれまで、M7の利用料金の引き上げによるトンネル費用の捻出を否定している。