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シドニー中華街の改装計画、広場を新設

【シドニー9日AAP】   シドニー市はチャイナタウンの改装計画を進めており、新しい公共広場の建設や歩道の拡大工事、緑化の促進を目指す。

同市議会の「チャイナタウン共有財産計画」では、同地区の景観と雰囲気を向上させる目的で、トーマス・ストリートに新しい公共広場を建設する予定。広場はストリートアートやベンチなどを備え、トーマス・ストリートは制限時速10キロの歩行者優先道路となる。ムーア市長は広場について、「人々が立ち止り、忙しい日常から一息つき、同地区のユニーク性を楽しむ機会を与えてくれるだろう」と述べた。

広場の設計は、中国系オーストラリア人の現代アート作家で受賞歴のあるリンディー・リー氏によるもの。道教と仏教の教えにインスピレーションを受けているそうだ。

「チャイナタウン共有財産計画」は2010年に発表された。その第一期工事はヘイマーケット中心部の改装だったが、500万ドルの費用をかけて2012年初頭に完成した。

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