【シドニー10日AAP】 テレストラ社が最近実施した研究報告によると、通信技術が進歩するにつれて、オーストラリア人が母親と連絡を取り合う方法も変化しており、より多くがソーシャルメディアやビデオ電話を利用していることが明らかとなった。しかし連絡方法が何であれ、支援や助言が必要な際には母親に連絡するという状況は変わっていないようだ。
母の日を前に同社が発表したデータによると、オーストラリア人の半数が週に1度、20%が毎日、母親に連絡を取るという。しかし、スカイプなどアプリの利用者が増えているようだ。
母親に連絡を取る理由は、優しい気持ちからというよりは切羽詰まった末の場合が多いようだ。特に18~25歳の若者の13%は、何か必要な時にしか連絡を取らないと回答した。一方、母親のほうも、40~44歳の回答者がそのような連絡に最も無反応なようで、7%は無視すると回答した。
フェイスブック上での関係については、13~18歳のオーストラリア人の27%が母親とつながっていると回答したが、これはフランス(15.5%)やブラジル(13.5%)などの多くの国よりも高い数値だ。