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海外渡航とはしかの関連警告 QLD

【ブリスベン15日AAP】   今年になってQLD州で報告された、はしか12件のうち、半数以上で海外渡航との関連があげられた。保健局は注意喚起を促している。

同州で今年報告された12人のうち、3人が海外で感染した。3人は帰国後、5人に感染させている。他に2人が他州で感染し、このうちの1人はQLD州に戻った後で別の人に感染させた。

同州で感染症を担当するジョナサン・マロ医師は、「世界中で死者が出ている。重症になり得る病気だ」と警告する。

1966年から1994年生まれの人は、予防接種を1本しか受けていない。1965年以降に生まれ、特に海外旅行を計画している人は予防接種2本を受けるべきだ。2本目を受けずに渡航した場合、感染のリスクが高まる恐れがある。QLD州では、MMR(はしか、おたふく風邪、風疹)の混合接種は無料で受けられる。

昨年は同州で14件のはしかが報告された。

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