生活

曾祖母、1200キロ歩いて環境保護訴え

【ブリスベン12日AAP】   環境保護団体に参加しているQLD州の高齢の女性が、グレートバリアリーフ保護を人々に訴えたいとして、1200キロのウォーキングを行うことを決意した。

環境保護団体「フレンズ・オブ・ジ・アース」のメンバーであるジューン・ノーマンさんは孫10人、ひ孫8人を持つ72歳の女性。10年前に初めてグレートバリアリーフを訪れ、昨年、再度訪問したが、あまりにダメージがひどく、自分の孫たちはリーフの美しさを見ることができないのではと強い懸念を抱いたという。「私を高揚させるものは、ウォーキング、孫たち、そしてひ孫達の3つ。自分のできることをして、彼らに持続可能な未来を受け継いでいきたい」とノーマンさん。

ウォーキング出発は来月1日、ケアンズにて。10週間の予定でゴールのグラッドストーンを目指す。ノーマンさんによると、家族は、ノーマンさんの奇行に慣れているが今回は少し心配している様子だという。ノーマンさんは、「家族は心配しているけど良いことをしていると分かっている。母なる大地を自分の足で感じたい」と話した。

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