【キャンベラ17日AAP】 イースターの長期週末を前に、国内のガソリン価格は過去5か月で最高に達した。子どもの秋休みとも重なって世帯への経済的影響は大きい。
国内の無鉛ガソリンの平均価格は14日までの1週間で、3.5セント上昇の1リットル当たり1ドル45セントだった。昨年11月半ば以降最も上昇した。コムセックのシニアエコノミスト、ライアン・フェルスマン氏は、ガソリン価格はしばらくおよそ1ドル50セントを留まると予想する。
OPECとロシアによる供給削減、さらにベネズエラ、リビア、スーダンの供給停止を受けて、原油価格も過去6週間で上昇した。フェルスマン氏は、「ロシアがサウジアラビアとの供給削減協定から退き、米国の生産活動が増加すれば、今年後半は価格高騰が軽減されるだろう」と予想する。