【ホバート17日AAP】 TAS州西部沿岸部にある鉱山の町ローズベリーで、水道水が鉛で汚染されたため、安全な飲料水が供給されている。
これは定期的な水道水検査によって、1リットルにつき最高30マイクログラム(µg/L)の鉛が検出されたもので、健康ガイドラインの10µg/Lを大きく上回っている。
町の人々は、水道の水を飲んだり料理に使用しないようにと警告され、たとえ水を沸騰させたとしても安全ではないとされた。ただし、シャワーを浴びたり、洗濯に使用するのは問題ないという。
汚染地域の居住者は、給水栓から安全な水の供給を受けているというが、鉛は長期間体内に蓄積されると大きな健康障害を引き起こす。
水道供給会社のクレードル・マウンテン・ウォーター社では、現在、汚染源の究明を行なっている。