【シドニー19日AAP】 イースター休暇の初日となった19日、シドニーのフィッシュマーケットには新鮮な魚介を求め、5万人以上が足を運んだ。宗教的な理由で肉食を避ける人が多いなか、新鮮な魚介類を楽しむ人が大勢いるようだ。
イースター休暇の初日となるイースターフライデーに、肉類ではなく魚介類を食べる習慣は主にカトリック系のキリスト教信者に多いようだ。シドニー郊外のベルモアから訪れたジェナ・マテニさんは、「グッドフライデーを迎えるまでの40日に及ぶレント期間中、毎週金曜日には魚介類を食べるのが習慣になっている」と話した。
フィッシュマーケット内にある鮮魚店の一つでは、12時間以上に及ぶ営業時間で、エビを20トン、尾頭付きの魚、切り身、牡蠣などその他の魚介類30~40トンを販売するという。シドニーフィッシュマーケットはイースター休暇のロングウィークエンド中、午前7時から午後4時まで連日営業する。