政治

与野党が、GSTの引き上げを否定

【キャンベラ18日AAP】   与党労働党と野党の自由・国民両党は、9月の連邦選挙でどちらが勝利しても、GSTを引き上げないとしている。

労働党はGSTの引き上げは低所得者に影響が大きいとし、野党は各州政府の問題だとして、引き上げを行なわないとしている。

アボット野党党首が、16日、連邦選挙に勝利した際には、2年以内に税を見直す白書をまとめると発言したことから、現在10パーセントのGSTの引き上げを狙っているのではないかという見方が広がっていた。

スワン連邦財務相は、18日、ブリスベンで記者団に対して、「GSTを現在非課税の食品に課したり、またはGSTの課税率を引き上げたりすれば、大きく影響を受ける中・低所得者層にとって非常に不公平だ」として、決してGSTの引き上げは行わないと語った。

また、パイン影の教育・訓練相は、野党保守連合には、GSTを変更する計画はまったくないとし、「それは各州・地域政府の問題で、それは保守連合の問題ではない」と述べた。

 

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