【ブリスベン21日AAP】 QLD州政府は、州政府が所有するビルボードや電車の駅などでジャンクフードの広告を禁止する方針を明らかにした。2026年までに健康的な体重の州民を10%増加させる狙いだ。
ビルボードおよそ2,000枚が該当する。スポーツスタジアムは契約の関係で施行は数年後になる見通しだ。ジャンクフードは塩分、糖分、脂肪分含量によって定められる。マイルズ州保健相は21日、「政府が模範を示して指導していく」と述べた。
同州の糖尿病協会のリン・ハミル氏も、「カラフルなパッケージに入った健康に良くない食べ物を子どもにさらさなければ、欲しがる頻度も減る」とこれを支持する。
一方で州野党自由国民党のマンダー党首は、「州政府はビルボードでなく救急科のベッド数に焦点を充てるべきだ」と批判した。