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「アンザック」 商用使用を警告

【シドニー23日AAP】   25日のアンザック・デーを控え、アンザック・ビスケットのレシピを変えたりアンザック記念で商用利益を得ようとした場合、懲役または罰金が科せられる可能性がある。

NSW州退役軍人会(RSL)のジェームズ・ブラウン会長によると、4月25日前後に売上を増やす目的で「アンザック」の言葉が使われるケースが多いという。同氏は、「アンザック・デーを宣伝するパブが寄付をしないのなら、理由を問いただして他のパブに行くべきだ」と話した。

連邦の退役軍人相の許可なしで、「アンザック」の言葉は商用目的に使用できない。違反者には最長12か月の禁固刑、罰金は個人が最高1万200ドル、企業には5万1,000ドル科せられる。アンザック・ビスケットの申請は、レシピや形状が維持されたものは通常認められるが、「アンザック・クッキー」はオーストラリアのニュアンスでないとして不可の場合が多い。

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