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バイキーが家宅侵入し、借金取立て

【メルボルン23日AAP】   オーストラリアのオートバイ・ギャング、いわゆる「バイキー」が、建設協会の幹部の自宅に押し入り、借金の取り立てをしている姿を映しだした映像と写真を、ジ・エイジ紙が入手した。

映像では、バイキー団「コマンチェロ」の制服を着た男3人が、マスタービルダー協会のトレバー・エヴァンズ連邦副会長の自宅で、鍵が開いているドアから無断で侵入し、下請け業者に未払い状態だとされる借金の返済を要求していた。

VIC州警察のバイキー対策班のピーター・デ・サント刑事によると、家宅侵入はバイキー団が借金の取り立てによく用いる、脅し手段のひとつだという。同刑事は、「コマンチェロのシャツで現れれば威圧的であり、世間の常識から大きく外れている」行為だと述べた。また、今回のバイキーのひとりは建設業界で働いた経験があり、建設組合にも属しているとした。

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