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「政府は自動車産業を支援」財務相補佐

【メルボルン24日AAP】   財務相補佐のデービッド・ブラッドベリー議員は、フォードがオーストラリアでの操業を停止する決断を下したことについて、政府は今後も国内自動車産業の支援を継続していくと述べた。

同議員は24日、自動車産業、特に近年は経営不振のフォードへの経済的支援を行ってきたことを強調した。また、財政支援の多くは、同社の雇用状態を2016年末まで維持するために費やされるとし、「自動車製造国の大半は、ある種の政府の共同出資が必要であり、我々もそのように支援してきた」と述べた。一方、国内他社のホールデンとトヨタについては、両社の「操業規模が(フォードよりも)大きいことを考えると、将来性がある」とした。

フォードの操業停止発表についてラッド前首相は、「オーストラリアの製造業にとって暗黒の日」だと述べた。また、同社が長期にわたり、労働党と自由党の両政権から支援を受けてきたことから、同社の決定に失望しているとした。

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