国際

アンザックデー ウィリアム王子も参列

【メルボルン25日AAP】  第一次世界大戦のガリポリの戦いに参戦したオーストラリア・ニュージーランド軍団(ANZAC)の兵士を追悼するアンザックデーの25日、オーストラリア国内やNZ各地で追悼イベントが行われた。ニュージーランド・オークランドの戦争記念博物館で行われた式には英国王室のウィリアム王子が参列した。

 

オーストラリア軍がガリポリに上陸して104年目となる今年、メルボルンで行われた式に参加した退役軍人の一人、サム・カイサー氏(100歳)は、その他の仲間の参加者を率いて行進を率いた。カイサー氏は式の盛大さに感激した様子で「母国へ帰ってこれなかった兵士たちのことを今でも思い出す」と話した。

 

また、キャンベラのオーストラリア戦争記念館で行われた式で最後となる挨拶を述べた、コスグローブ総督は、戦争で犠牲となった数えきれない人々に対し「あなた方は尊く、あなた方の行いも尊く、われわれの心の中に生き続けるだろう、これからも」と述べた。

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