政治

QLD州首相が疑惑議員の再調査を指示

【ブリスベン31日AAP】   ニューマンQLD州首相は、州議会の倫理委員会に、自由国民党の前議員、スコット・ドリスコール氏の再調査を求めた。

これはクイーンズランド労使関係委員会が30日に明らかにした不正疑惑のことで、それによると、

同議員は2011年、2つの小売圧力団体からの資金を横領して、自分の会社に6万ドルを不正に送金したというもの。

同議員は今年4月、自分の選挙事務所を使ってコミュニティグループを運営したり、コンサルタント料名目で妻に多額のお金を支払うなどの不正疑惑が浮上して、所属する自由国民党を離党している。

なお、ドリスコール前議員は警察と犯罪不正委員会から調査を受けていて、議会倫理委員会の調査は先週、保留になっていた。

ニューマン州首相は、31日、議会倫理委員会に正式に再調査を依頼するとし、「ドリスコール氏に対する疑惑が高まっており、議会を長期欠席していることなどで、議会が批難されることは問題だ」と語った。

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら