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豪人の約2割が喫煙、禁煙トップは教師

【シドニー31日AAP】   世界保健機関による「世界禁煙デー」の31日、タバコに関する調査結果が発表された。

調査によると、28の職種別喫煙度では、建築業者と鉱夫が最悪の職種で、44.5パーセントが喫煙者だった。最も喫煙率の低い職種は教師で、7パーセントだった。医療機関従事者は約1割が喫煙している。

この調査はロイ・モーガン・リサーチ社の「アレア・ウェルネス・インデックス」で、毎年5万人を7年間調査したもの。

オーストラリア人の19パーセントが煙草を吸い、男性が20パーセント、女性が18パーセント。喫煙者の方が平均より多く飲酒し、より食べる、肥満体の傾向だという。驚くのは、肺気腫の人の43パーセントと喘息の人の22パーセントが煙草を吸っていること。

喫煙者は35歳を過ぎると次第に減っていくのだが、高齢でまだ煙草を吸っている人はよりヘビースモーカーの傾向があるという。

また宗教別では、ヒンズー教徒が11パーセントと一番喫煙者が少なく、カソリックが19パーセント、無神論者が22.5パーセントとなっている。

国別では、フランス28パーセント、ニュージーランド26パーセント、韓国25パーセント、アイルランド25パーセントなど。

所得で比べると、低所得層の喫煙者は高所得層の喫煙者の2倍となっている。

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