ビジネス

首相、フォードの労働者に支援を表明

【キャンベラ1日AAP】   ギラード首相は、自動車大手のフォードがオーストラリアでの生産を停止することを受けて、1510万ドルの追加支援を行なうと発表した。

ギラード首相は、1日午後、フォードのジーロン工場からの労働者と面会し、工場閉鎖後の新たな就職先を確保するため、追加支援を行なうと伝えた。

フォードは、先月、豪ドル高の影響もあり、生産コストの高騰を理由にジーロンとブロードメドウの工場を2016年に閉鎖し、およそ1200人の労働者を解雇すると発表している。

首相は、労働者が困難な状況におかれているのはよく理解できるとし、「けっして見捨てたりせずに、支援をする」と語った。

今回の追加支援は、政府がすでに再就職支援のために拠出する5190万ドルに加えてのもの。また、関連企業への支援として、政府は47万ドルを自動車部品製造連盟に拠出する。

ギラード首相は、そのほか、職業訓練や就職アドバイスに、別途500万ドルを用意し、さらに必要に応じて、職業訓練に500万ドルの用意があると述べた。

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら