【シドニー29日AAP】 5月1日から、国内の3階建て以上の住宅用建物に自動消火装置の設置が必須になる。
シドニーで29日、1つは消火装置あり、もう1つはなしの模擬用2室に火を付けて、消火装置の必要性が試された。
NSW州のエリオット緊急サービス相は、「住宅用建物の消火装置は、しばしば小さな火事か主要惨事の分かれ道となる」と声明を発表した。州地方火災サービス(RFS)も、「火の元となる部屋を少なくとも90%鎮火し、他の部屋に燃え広がったり煙の拡散も抑える」との見解を示す。
自動消火装置は3階建て以上で高さ25メートル以下の住宅用建物、ゲストハウス、ホステル、学校、老人および障害者介護施設で設置が必須になる。