一般

男性が在郷軍人病で死亡、QLD州

【ブリスベン5日AAP】   レジオネラ菌による重度の感染症で死亡率の高い在郷軍人病が原因で、60歳の男性が5日、ブリスベンの病院で死亡した。

QLD州の保健省の発表によると、男性は同日午後、ウェズリー病院で死亡した。同院の浴室内の暖水から感染した恐れが高いという。同省は現在、病院側と協力し、同菌の発生源の特定と、感染リスクの高い患者らの確認を急いでいる。

在郷軍人病は肺炎の一種で、レジオネラ菌を含む水滴を吸引することで感染する。同菌は空調冷却塔や温水器、シャワーノズル、スパー式浴室、土壌、植木用土などに存在する。感染すると、発熱、頭痛、筋肉痛、下痢、嘔吐、腹痛、胸部感染などの症状があり、50歳以上や慢性疾患の患者がかかりやすい。

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら