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2ドルの合法薬物で少年飛び降り死

【シドニー6日AAP】   シドニーの男子高校生が5日、合法だがLSDに似た幻覚症状が出るという薬物を2ドルで購入し投与した後、自宅の3階のベランダから家族の目の前で飛び降りて死亡した。

キラーラ・ハイスクールに通うヘンリー・クワン君(17)は、同校の生徒から薬物を購入したとされる。同薬物はこれまでにNSW州各地で、奇妙で危険な事件を多発させている2つの合成物質の1つだと考えられている。警察の話によると、ヘンリー君は事故当日、同薬物を初めて使用したとみられ、万能感を覚えた様子で、常軌を逸した行動を取っていたという。母親や姉が止めようとしたのを押し切って、ベランダに向かい、飛び降りた。

この件で、ヘンリー君に薬物を売ったとされる少年(18)が逮捕された。来月3日にホーンズビー簡易裁判所に出廷する予定。

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