政治

第一回党首討論 労働党が優勢

【パース30日AAP】   29日夜、連邦選挙を前に初めてとなる1対1の与野党党首討論が行われた。野党労働党のショーテン党首に軍配が上がったと考える傍観者が多かった。

討論前、過去最多の11万人が期日前投票を行った。モリソン連邦首相は、「投票は始まった。変更に伴う費用を有権者は知る必要がある」と述べ、労働党が掲げる公約に伴う税金や気候政策について質問した。これに対してショーテン氏は、「変更しないことに伴う代償は、長い待ち時間だ」と答えた。

討論を見ていた48人中、25人がショーテン氏が優勢と答えた。12人はモリソン首相を支持、11人はわからないとした。

労働党は30日、10憶ドルを拠出して最大4,000校を支援し、学校屋根にソーラーパネルを設置すると公約する。年間の電気代節減はNSW州のマンモス校で最大8万9,000ドル、小さな学校でも1万5,000ドルになるという。

与党保守連合は2,000万ドルを拠出して、国内500の犯罪多発地域にCCTVカメラ2,600台を設置すると発表する。

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